未経験から介護職員にめでたく転職を果たしたものの、「こんなはずではなかった!」失敗したという後悔の念で悩んでいる方もおられると思います。
特に1年目というのは、覚えなければならない業務が多くあり、本当にそれが自分の業務として落ち着くまでに時間がかかります。
また人間関係も当然新しくなりますので、いろいろと先輩職員に気を使いながら、業務をこなさなければなりません。女性にはキツイと感じることもあるでしょう。
そんな中でも「介護の業界に入って良かった!」と思いながら毎日の仕事をこなしておられる方はおられるとは思いますが、いろいろと悩みながら仕事をすすめている方が多いのではないでしょうか。
でも悩んでいるのはあなただけではありません。
先輩職員も日々悩みながら業務をこなしています。仕事も給料も人間関係も職場自体にも満足しながら働いておられる人はなかなか少ないのではないかと思います。
あなたと同じように悩みながら業務をこなしていく中で、色々な事を妥協している方が多いと思います。
実際、介護職員に転職して1年未満で多い悩みを見ていきたいと思います。
話が違うじゃないか

実際に働いてみて、募集時や面接時の話と全然違うって感じられる事があります。ではどのような事なのでしょうか?
- サービス残業があまりに多い、残業代が出ない
- 先輩職員が仕事を丁寧に教えてくれない
- 休めると言っていたのに休めない
- 業務内容があまりにも違う
などなどさまざまです。
この状況で雇用主や先輩職員と、あなたの気持ちとかなりかけ離れているのだと思います。
例えばサービス残業が多い事業所であれば、雇用主や先輩職員からしたら「そんなの当たり前」と思っているのかもしれません。
もちろんサービス残業が認められるものではありませんが、事業所全体がそのような風土なのかもしれません。
先輩の対応にしても、「そんなのできて当たり前」「私たちもそのようにされてきた」のかもしれませんね。
実際、丁寧に仕事を教えてくれるというのは、なかなか難しい事ではあります。通常の業務をこなしながら、あなたに対して仕事を教えなければならないのですから。
ここでどうするかはあなた次第ですが、早期に転職を目指すか、とりあえず業務をこなしながら何となく業務に慣れていくか、どちらかだと思います。
どちらが正解というものはありませんが、自分自身がどうしていきたいのかしっかりと考えていくべきです。
人間関係が悪い

最初はそうではなかったのに、少し慣れてきた頃に全体の人間関係が見えてきて、人間関係の悪さに気付いた、なんてこともあるでしょう。
仕事に対する質問したら嫌そうな顔をされたとか、陰でどうやら自分の悪口を言われているだとか、よく聴く話です。
こんな時に見切りを付けて退職される方もおられるのですが、先輩職員とあなたとの距離感が原因だと思います。先輩職員からしたら、即戦力を期待していますので、その期待感と現実とのギャップもあるのだと思います。
実際、先輩の多くにこのような経験をされている方が多いのですが、業務をこなしていく中でそのわだかまりが溶けたという職員も多いのです。
それは自分自身がある程度業務が出来てくると、先輩職員からしても相談相手になったりしますし、夜勤を一緒に入るようになると、話題に共通点などがあると急激に仲良くなったりするからです。
ですので、人間関係については少し我慢の時があるのではないかと思います。
業務の進め方や考え方が、以前の職場と違う

働いたことがある方ならなにかしらの就職経験がありますよね。以前の職場と業務の進め方や考え方が全然違い、戸惑ってしまうということもあると思います。
特に以前の職場において、自信を持って頑張っていたという人であればあるほど、そういう気持ちが大きくなるかもしれません。
自分のキャリアを活かせないもどかしさと言うのもあると思いますが、その職場に馴染んでいく努力ももちろんしていきましょう。
現在の介護事業所の理念やビジョンというものはあります。あなたの介護感とは違うのかもしれませんが、言うべき時は言う、協力する時は協力するという姿勢でなければ、職場で孤立してさらに自分自身が働きづらい状況になるかもしれません。
もちろんその介護事業所はブラックな状況であれば、この限りではありません。しかし介護の考え方ひとつとっても、本当に事業所によって考え方が違うのが現状なのです。そのあたりは把握しておく必要があるでしょう。
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